2007年09月29日

チューリップのアップリケ

チューリップのアップリケ 岡林信康
『チューリップのアップリケ』 岡林信康


少女が
チューリップのアップリケの付いた洋服を欲しいが、貧しいので買えない…といった内容の悲しいフォークソング。岡林の代表作。やはり、被差別部落の人々を描いている歌と言われるが、特に歌詞では、具体的にそういった文言が登場しないため、放送でかかる場合もある。岡林は長い間、『手紙』同様、ライブでは封印してきたが、最近はよく歌うという。


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2007年09月28日

ものまね鯉川のぼる



鶴田浩二の物真似第一人者が鯉川のぼるである。
鯉川は
『傷だらけの人生』がヒットするや、いち早く、その物真似をして、人気を得ていた。そんな鯉川が、ある日、鶴田浩二からのオファーを受けた。鶴田浩二の誕生会での余興出演依頼だった。もちろん、断るわけにもいかず、鯉川は誕生会に出席した。


鶴田邸の大広間に通された、鯉川は仰天した。何十人もの出席者を見下ろすようなひな壇に鎮座ましているのは、軍服に身を包んだ鶴田浩二だった。隣に座った松方弘樹は、うやうやしく鶴田のタバコに火を着けているではないか。

タバコを一服吸った鶴田が、鯉川に言った。

「おい、あれをやれ」

「へ、あれと言いますと」

鯉川はトボけた。鯉川は鶴田の物真似を、彼に断わらずに勝手にやっていたのだが、それが後ろめたかったのだ。

「早く、やるんだ」

鶴田のドスの利いた声に小便をチビリそうになった途端、『傷だらけの人生』のイントロが流れた。カラオケではない。生バンドが演奏を始めたのだ。鯉川は、慌ててマイクを持ち、演台に上がった。


「古いヤツだとお思いでしょうが…」


鯉川はフルコーラスを歌い終わった。歌い終わったのに、鶴田は身じろぎもしなかった。

「ああ、俺の芸人生活もこれで終わりだ」

鯉川がそう思ったとき、鶴田が短く言った。

「うまいもんだな。これからも頑張れよ」

鯉川の膝の震えが止まった。

「良かった。本当に良かった…」


それから37年、鯉川は、現在でも物真似を続ける。今でも鶴田浩二は一番得意だ。子供が多い会場でも、構わず鶴田浩二を演る。


「鶴田浩二を知らない世代でも、笑ってくれるし、耳を傾けてくれるんですよ。オリジナルがしっかりした歌だからなんでしょうね」
posted by チャンネルナックルズ at 21:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

海軍航空隊

鶴田浩二は「特攻隊の生き残り」と発言していたが、
実は整備兵だったことが判明し、
特攻隊の遺族や戦友会から非難されたことがあった。

その後、プライベートで戦没者の遺骨収集を手がけたり、
特攻隊の名誉を守るための講演や、それらを扱った多くの映画にも出演した功績から、戦友会から認められる存在になったと言われる。

そんな活動の一つが、軍歌を歌うこと。



『同期の桜』や『加藤隼戦闘隊』などの軍歌を収めたLP『ああ軍歌』のジャケットには鶴田の勇姿が。


posted by チャンネルナックルズ at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

山谷ブルース

山谷

『山谷ブルース』 岡林信康

台東区と荒川区にまたがる山谷(住所でいうと日本堤)の日雇い労働者を歌った岡林の名作…と言われるが、歌詞には元ネタがあるという説もあり、それに関して岡林に抗議する人がいたりと、背景もなかなか一筋縄では行かない楽曲。

現在、割とコンスタントにライブを開催している岡林だが、この歌を披露するときは5番まである歌を3番までしか歌わないという。

理由は諸説。その元ネタ部分と思われるのが4番、5番だから、そこは歌わない説。もう一つは、5番では「いつかは俺たち労働者の世界が来る」という内容だが、実際には「そんな世の中なんて来なかった」から、その箇所を封印してしまった、という説。

今でも、こんなエピソードが出てくるところが実に伝説の人・岡林らしい。

posted by チャンネルナックルズ at 16:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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